昼食を思い出す2016年12月09日 22時41分57秒

ちょっと更新を切らしているうちに、すぐ何日か経ってしまいます。そこでこの1週間のことをご報告しようと思い、どこで何を食べたかを書こうと思い立ちました。問題は、思い出すことができるかどうかです。

月曜日は、聖心女子大の授業を終えてからの昼食。今年は「受難音楽の歴史」というテーマでやっていて、バッハを終えてワーグナーの《パルジファル》に入っています。若い女性たちにどうかとも思いましたが、とても興味をもってくれているようです。

で、その帰りに・・・思い出せません(汗)。たくさんの「終了後」があり、どれだったか判別できないのです。思い出したら書きます(笑)。

火曜日は、昼食後に出て、ICUの初授業。相当専門的な内容を用意していったところ、5人の学生はいずれも音楽専門ではなく、さて弱った、と思いました。しかしみんな利発イメージの学生で、生き生きとついてきたのに感心。先への展望をもてました。いい大学です。

水曜日は、朝日カルチャーの前に、急いで昼食。西武新宿近くの牛カツ専門店でタレカツを食べました。なかなかよし。夜はサントリー芸術財団の会合のあと、超名店で楽しく会食。

木曜日は、NHKの録音の前に、原宿駅前の中華のお店でネギラーメン。ネギラーメンは、私がもっともよく食べるものの一つです。夜は、卒業生のグループと国分寺で会食。北口「ヴァンパッション」のワインは、絶対お薦めです。とても良心的なお店なのです。

今日、金曜日は、國學院の授業(モーツァルト)のあと三越前に移動し、コレド室町のタイ料理店でバイガパオ。

「後に」食べるときはゆっくり探せますが、「前に」食べるときは時間優先なので、選んでいられません。・・・とここまで書いてきて、月曜日を思い出しました。

國學院に行く帰りに「小法師」という喜多方ラーメンのお店を通ります。いつも行列で入れません。この日は渋谷に出てきた時間が少し遅かったので、國學院の方向に歩き、「小法師」を覗いてみました。すると入れたので、ネギラーメンを注文。おいしかったです。

いま気づきましたが、私、今週2回ネギラーメンを食べていたのですね。初めて認識しました(笑)。明日は新宿あたりで昼食になりそうですが、ご批判がありそうなので、ネギラーメンは食べないようにいたします。

ふらりと富山に降りたら2016年10月18日 07時29分47秒

日曜日(16日)の富山は、最近にない快晴でした。新幹線「かがやき」で長野の先まで行くのは初めて。格段に、便利になりました。

せっかくですから前夜泊か当日泊をしたかったのですが、あいにく土曜日の夜はコンサート、月曜日の午前は授業ということで、日帰りになりました。しかし食べ物のおいしい富山のことです。昼食は何かおいしいものを食べたいな、と思い、余裕を見て到着しました。

私は、お店をじっくり選ぶタチです。決めかねているうちに時間切れ、というお昼もひんぱんにありますが、今日は時間があるので、選ぼうと思いました。

広々して整った町並みは、気持ちのいいことこの上なし。ところが、入るお店がないのですね。荷物を転がしながら、公演場所の県民会館を過ぎて富山城の先まで行ってみました。しかしお店が少ない上に、ほとんど休業なのです。観光客は、休日の昼間に来るんじゃないんですかね。

博多ラーメンを富山で食べても、と思い、時間の切迫する中、お城を回って駅に戻りました。すると駅前広場の中ほどにプレハブ(?)の「さかなや撰鮮」というお店があり、賑わっているではありませんか。食券を買い、呼ばれるのを待つセルフ方式のお店です。

ここの海鮮丼が、じつに絶品。さすが富山です。気をよくして県民会館に戻り、ロ短調ミサ曲について、2時間お話ししました。バッハアンサンブル富山さんでの講演は2回目ですが、熱心さ、真摯さともに最高の聴衆のひとつで、私も力が入りました。

会食も盛り上がりました。皆さん、作品に対して自分の意見をお持ちなのですね。3月12日は、きっといいコンサートになるでしょう。

お別れして駅に戻ると、35分のゆとりがあります。そこでふたたび「さかなや撰鮮」に赴き、白ワインでお刺身。これがまた特上でした(笑)。市内を回ったからこそ巡り会えた、珍味でありました。

お店がない、というのは私の探し方が悪い、ということになりましたが、予備知識なしにふらりと下車された方は、このお店に直行されることをお勧めします。

辛味のランチ2016年05月14日 07時51分11秒

仕事の合間にランチを食べる機会が多いのは、新宿西口と渋谷。ますます辛党が進行しているので、その観点から、あちこちのお店を試食しています。

いま大のお気に入りなのが、新宿西口、ヨドバシカメラの少し先にある山陰炉端「かば」の、「イカ醤油漬け丼」(800円)。鳥取のイカ醤油漬けがどっさりのわさびと共に、ご飯に乗っています。一度食べて涙ながらに(笑)取り憑かれ、行くたびに、このメニューです。

お店は、ごくごく庶民的な飲み屋さん。でも私の知人のうち高級感のある方お二人をお連れしてお墨付きをいただきましたので、広くお薦めします。ネットで見ると歌舞伎町にも支店があるようですが、西口が本店です。

【付記】29日(日)にすざかバッハの会があるのを忘れていました。イベント欄に追加します。

重圧の長崎(4)--その翌日2015年11月26日 23時35分16秒

23日(月)は重圧も取れ、平和に目が覚めました。この日は休日で、予定がありません。国内は飛行機に乗らない、というのが私の方針ですので、列車を乗り継いで帰ることになりますが、かなりの道のり。どこかで道草をして、いいところがあれば泊まろう、と思っていました。

荷物をまとめてホテルを出ると、挨拶する方があります。超強豪団体の指揮者でした。聡明な若い方で、よく勉強しておられることが、言葉の端々からわかります。その方は私にひとつ質問をなさったのですが、私もちょうど考えていたことだったので、しっかり返答できて幸いでした。しかしこういう方が採点対象になるわけですから、審査員も勉強しないと務まらないと、あらためて肝に銘じました。

駅に着くと、佐世保行きの快速列車が、いまにも発車しようとしています。よし、佐世保に行こう、と乗り込みました。家族で来たことのあるハウステンボスを過ぎて、佐世保着。この駅、JRの日本最西端なんですね。駅のすぐ前が、港です。


歩き始めると、高いところに美しい教会(三浦町カトリック教会)が聳えています。情緒があり、嬉しくなりました。


朝食を食べていなかったので、ネットでグルメを検索。目を引いたのは、「ブラック」という、激辛カレーのお店です。不思議にも、24時間営業、不定休となっている。それなら半端な時間でも、カレーを食べられるかもしれません。

カウンターに座ってママさんと二言三言お話ししたら、話し込んでいた先客が、言葉をかけてくださいました。私が音楽関係と見定めてのことのようで、熱心な、とても洗練された音楽ファンの方でした。皆さん私の来訪をとても喜んでくださり、しばらく、楽しい音楽談義。カレーはイカスミを使った、真っ黒なものです。心は激辛に惹かれましたが、威嚇的な文言に恐れをなし(笑)、とりあえず、中辛を注文。ママさんが、激辛を端に乗せてくれました。

いや、おいしいですね~。中辛は豊かな味わい、激辛はしびれる感覚です。そしてまた、ブレンドコーヒーが絶品。島根のイタリアンに続いて、佐世保にも「来たらかならず寄る」お店ができました。

次はどこに寄るか。佐賀に行こう、と決めたのは、合唱コンクールでの大活躍に触れ、その風土に触れてみたくなったからです。鈍行で着き、佐賀城公園まで、歩いてみました。ここも、いい町。公園には紅葉が始まっていました。


次は、ぜひ唐津にも行ってみたいと思います。福岡に出て、夕食。連休の最後ですから新幹線も残り少なく、疲労も限度に来ていたので、そのまま帰宅しました。かくして、今年最大の山を越えることができました。

カップルの定義2015年10月20日 08時39分51秒

多忙な1週間が終わりました。日記代わりに、いくつか。

11日(日)は「すざかバッハの会」のために、長野へ。早めに着き、アシスタントのまさお君と、長野駅周辺のランチをいただくのが楽しみです。この日はエイジアンの名店を第一候補にしていましたが、あいにく休業。そこで、ライヴなどを聴かせながらインドカレーを提供するお店に変更し、私がまず、重い扉を開きました。

するとお店の方が、私の後ろにまさお君がいるのを認めて、入店を拒否されるのです。理由は、「土日のお昼はカップルだけにご入場いただいている」とのこと。うろたえた私は反射的に、「まさお君とはそういう関係ではありません」と言ってしまいました。

でもこれは明らかに、見当外れの返答(汗)。そこで「それなら外にそう書いておいてください」と言い残して店を出たのですが、むしろ「カップルなのですがダメですか」と言ったら面白かったかもしれませんね。もちろん、そんな度胸は、私にはありません。

結局「るるも」というラーメン屋さんで昼食。三度目に正直というところです。まさお君がスープを全部飲み干してしまったさまを見て心配になりましたが、こういうのを、親心と言うんですかね。10月の特別メニュー、おいしそう。私もこれにすれば良かった(オリジナル・メニューの豊富なお店です)。


今年の「すざかバッハの会」は、ワーグナーを毎回1作品取り上げて進めてきました。しかし細切れでは残念だということで、今回から、1作品2回に変更させていただきました。したがって12月6日の次回は、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》第2回ということになります。この日は終了後、お店に流れて語り合う場も設けました。覗いていただけると幸いです。

長くなってしまったので、「いくつか」の話題、継続します。あ、「まさお君」なる人物、ときどき登場しますので、ご紹介します。エッケ・ホモ、イドゥー・ホ・アントロープスということで。


お寿司屋にて2015年03月21日 00時08分27秒

鳥取からの帰り、某駅で下車し、お寿司屋さんに入りました。一人で食べていると、左側に女性が来て、慣れた感じで食べ始めます。どうやら常連さんのようです。

しばらくすると、2階から、にぎやかな3人組が降りてきました。セットかと思ったらそうではなく、私と同年配の男性は、カウンターで親しくなった方らしい。その男性だけ、1階に残る形になりました。

その男性が、よくしゃべる。私が関係している一流の銀行に勤めているそうで(真偽は不明)、「大きな声ですみません」と言いながら、女性スタッフの名前を一人ずつ尋ねています。名残惜しそうで、1階に残りたいようなのです。

マスターをつかまえて、しゃべり始めました。よく話を聞いてあげるマスターなので、私のお寿司を握る人が、しばらく不在に。女性に興味があるらしく、私の左の女性の容姿を誉めます。すると女性が「オジサンもダンディですよ」と返しました。ほんとですか。

一席もらったオジサンは、千円札を出し、「これで何か出してください」と言います。ビールとお寿司が出てきました。でも、その後も、「お味噌汁をお願いします」とか言うのですね。お店は、サービスせざるを得ない。計算のうちとも思われました。

オジサンは大いにお店を誉め、銀行が近くなので、毎日寄る、と宣言しました。すると温和なマスターが「年に1回でいいです」と返し、左側の女性が爆笑。オジサンがトイレに行った気配なので、私はマスターと女性の対応を誉め、「きっと寂しいんですよねえ」などと言いながら、女性と対話モードに入りました。50歳ぐらいの方です。

お金を払おうとして気がつくと、オジサンが後ろで聞いているではありませんか(汗)。気が咎めた私は、その銀行の系列で仕事をしているんですよ、音楽関係ですが、とリップサービスしました。するとオジサンは嬉しそうに、ジャズ・ピアニストは全部知っている、と言って、かつての勤め先で先生をしている有名な方の、ご家族のアドレスを携帯で示します。私はつい、有名な方を知っていても全然偉いとは思いませんよ、と言ってしまいました。お勘定を済ませ、もう帰りにかかっていたからです。

するとオジサンは、私に、スマホに録音した音楽を聴かせようとされるのです。ほとんど、すがりつかんばかり。こんなとき、皆さんならどうされますか。辛抱強く対応して差し上げるのが人の道だ、というご意見もありそうですね。けっして悪い人ではないし、年齢もいっておられますから。

それほど人がよくない私は、冷たく対応して、お店を出ようしました。するとお店の女性が、申し訳ありませんと、気の毒そうに謝罪するではありませんか。それでわかったのは、お店がこういうお客様をどれほど迷惑に思っているか、ということです。本人だけが、気がついていない。

たしかに、もう一度そのお店に行くかと言われたら、行かないと思うのですね。飲食業もたいへんだなあ、と実感しました。写真は、翌朝訪れた白鷺城。いいところですが、ラウドスピーカーで音楽が流れているのには閉口しました。



見えない力2015年01月30日 09時03分25秒

すざか(須坂)バッハの会には、2つの楽しみが付随しています。ひとつは、会場に行く前の昼食。長野駅の近くにはいいランチのお店がいくつもあるので、まさお君と待ち合わせて食べるのが楽しみです。

もうひとつは、会終了後、スタッフとする会食。長野に「ジョイア」というとても洗練されたお店があり、そこでワインを飲みながら疲れやすめをするのが楽しみでした。

第2パラグラフが過去形になっているのは、このお店が1月で閉まる、と聞いたからです。いつも賑わっているように見えましたし、申し分のないクォリティでしたから、信じられません。

この報告を読まれる方がどう思われるかは、わかっています。通った人間に問題があるのではないか、ということですよね。ゴローザ・ショックが癒えないところに入ってきたニュースなので、さすがの私も、自分に見えない力があることを否定できないような気がしてきました。

「たのくら」でアンプが故障したお話をしましたよね。症状の始まりは、右側のスピーカーの音が出にくくなる、ということでした。これ、じつは、家で起こっていたトラブルと同じだったのです。その時、レストランのみならずオーディオの分野でも・・、という思いが脳裡をよぎりました。

オーディオの音質が目に見えて(?)劣化してきたので、コントロールアンプ、パワーアンプともオーバーホールに出し、ついでにスピーカーも修理を依頼しました。私の再生装置は、若い頃『レコード芸術』誌に連載し安く譲っていただいた高級品を基にしていますので、同じ音を出そうとすると、ずいぶんお金がかかってしまいます。どうなりますやら。

すざかバッハの会の今年度企画については、近々ご案内いたします。

本領発揮?2014年10月08日 23時50分05秒

神社やお寺に行くとお賽銭をあげてお参りしますが、お願いごとはいつも同じ。「私のまわりの人たちがみんな幸せになりますように」と祈っています。と言ったらびっくりした方がおられましたが、もう自分の幸運を祈るような歳でもありませんので、個別的な願い事はしないでおります。

それなら、私は福の神か。そうではないですよね。疫病神と言われてきた歴史があります。何より、飲食関係においてです。おいしいお店を探し、本ブログでも紹介していますが、貴兄が通うとつぶれるというジンクスがある以上、それはまずいんじゃないの、と真顔で忠告してくださる方もある状況でした。

ここまで書いたことと、これから書くことの間に因果関係があるのかないのか。それはわかりません。淡々とご報告します。渋谷のイタリアン、「ラ・ゴローザ」が、この11月で閉店になりました。

本当に、通ったお店です。おいしい。高くない。サービスがきめ細かい。空間が心地よい。静かで話がしやすい。いいことずくめで、いろいろな方をお連れし、皆さん、絶賛でした。閉店だとお話しすると、皆さん揃って、それは礒山が悪い、と非難囂々。でも私が通ったから、その方も行かれたんじゃないかと・・・。

残る時間はわずかですが、ぜひ行ってあげてください。打ち合わせには最適のところでしたので、別のお店を探さなくてはなりません。次の犠牲者は・・。何か、吸血鬼のような気持ちになってきました。

長野県周遊(4)--信濃境2014年09月02日 16時53分26秒

27日(水)。松本駅から甲府行きの鈍行に乗ったとき、どこで降りるか、まだ決めていませんでした。とにかく、どこか降りたことのない駅で降りよう、という無計画な乗車です。

降りようと思っては思いとどまること、数回。標高がもっとも高い富士見の次は長野県最後の駅、信濃境。次は山梨県に入り、小淵沢になります。そこで、どことなく旅愁を誘う信濃境駅で下車しました。降りた人は、2人だけ。天気は曇りで、ときおりパラッと雨が落ちてきます。


でもここが、一番良かった。静かで、空気がおいしくて。有名な観光地より、こうした落ち着いた田舎が、私、好きです。


釜無川の谷を少しくだって、井戸尻遺跡へ。縄文の住居跡、水車小屋、湿原が、こぢんまりとまとまっていました。


そこに咲く、純白の蓮の花。ちょっと感動しましたね。


次の列車まで時間があったので、駅前の食堂で砂肝とビール。最近テレビ番組のロケ地となり、信濃境も少し知られるようになった、とのことでした。高尾行きの鈍行を塩山で下車し、知る人ぞ知る「平和園」でラーメン。独特の旨みのある、おいしいラーメンでした。夏の終わりです。

ここは飲めます!2014年07月07日 23時59分11秒

大阪のおいしいお店を開発中。いずみホールからほど遠くないところにとてもいいお店を見つけたので、「ここは隠れ家にしておこう」という声を振り切って、ご紹介します。「Vivace」という音楽ファンにはうきうきするような名前をもつ、イタリアンのお店です。場所は京橋駅のそば、京阪国道沿いです。

まず、雰囲気がいい。お連れした方は皆さん、京橋(=コテコテの大阪)にこんなに洗練されたお店があるのか、とおっしゃいます。長身で感じのよい青年マスターと、愛嬌のある店員さんたちのもてなしも満点。特筆すべきは、選び抜かれたワインがとても安い値段で提供されていることです。カウンターもあり、深夜まで飲めますから、いずみホールのコンサート帰りには最高ではないかと思います。今回のロトさんがらみでは、二晩続けて行ってしまいました。


これはVivaceではないですよ。大阪から環状線で一駅、天満です。ここ大阪やねん、という感じのお店が密集している一帯。駅のすぐそばに「グリーンカレー専門店」というお店を見つけ、入ってみました。「メティ」というお店で、マスコミにも紹介されているようです。とてもおいしかったので、ご紹介しておきます。