謹んで正解を発表します2017年02月08日 23時41分06秒

皆様、ご回答ありがとうございます。楽しんでいただけたようでなによりです。

7名の方からご回答をいただきました。この中に、全問正解の方が1人、全問外れの方が1人おられます。2問正解が4人、1問正解が1人です。ということは、相当当てられた、ということですね。

〔第1問〕
今までの人生で一番苦労したと思っていること
 1.外国語の習得
 2.締め切りの遵守
 3.会議への出席

正解は「1」です。「2」の締め切りは、割に守ってきた方ではないかと思います。「3」の会議は、心からいやだ、というほどではありませんでした。「1」は、筆舌に尽くしがたい苦労をしたという実感があります。外国人恐怖症を克服しなくてはなりませんでしたし、どんなにがんばっても、理想にはとうてい届きませんから。

ここでもう、勝ち残りが2人になりました。

〔第2問〕
今、世に実在すると思うものは
 1.聖女
 2.安息
 3.縁

正解は「3」です。これは5人正解でしたね。「聖女」に関しては説明が要りますので、次の更新ででも。「縁」は本当にあると実感しています。

ここで勝者が決まりました。

〔第3問〕
あるといいなあと思うものは
 1.タイムマシン
 2.若返り薬
 3.人生を終えるスイッチ

正解はこれも「3」です。やはり5人正解でした。私は過去を悔いるたちなので、若返り薬でもう一度というのは論外。タイムマシンも過去への旅ですよね。ただこれは、バッハやモーツァルトに会いたいのではないか、と選んだ人がかなりおられたようです。私、バッハにもモーツァルトにも会いたくないですよ。音楽で十分。安らかな満足感に恵まれた日にスイッチに手を伸ばす、なんていいかな、と思います。

というわけで、全問正解されたばかりか、きわめて適切にコメントされた歌人、久美さんの慧眼に敬意を表します。ほりっぺ君も、もう一息でしたね。全問不正解は、中世研究者の優さんでした。ああ。

古稀の心境を問う2017年02月06日 22時55分52秒

「たのくら」の30周年パーティで、クイズをしました。題して、「古稀記念クイズ」。最近の私の心境を、クイズ仕立てにしたものです。

10問出しましたが、9問当てた人が1人いたのには驚きました。8問が1人。半分当たるかどうかが、だいたいのところだったと思います。正直な設問ですが、外れて欲しいと思って出題しています(笑)。最後の3問をご紹介しますので、よろしければ、考えてみてください。コメント歓迎します。

〔第1問〕
今までの人生で一番苦労したと思っていること
 1.外国語の習得
 2.締め切りの遵守
 3.会議への出席

〔第2問〕
今、世に実在すると思うものは
 1.聖女
 2.安息
 3.縁

〔第3問〕
あるといいなあと思うものは
 1.タイムマシン
 2.若返り薬
 3.人生を終えるスイッチ

たのくら30周年2017年02月04日 23時34分42秒

先月の21日(土)になりますが、立川でやっている「楽しいクラシックの会」の30周年記念パーティがありました。月1で、30年。それだけでも「よくまあ」と思いますが、ここがすごいのは、パーティのたびに、記念文集を作っていることです。なんと5冊目。170ページにわたって、会員のエッセイや記録、写真などが載っています。


こういうことができるのは、会が上からではなく、下からの運営をしているため。会員がみな持ち回りで役職を担当し、わけへだたのないコミュニティが形成されているのです。私も、一番くつろいでお話しできるのがこの会です。

パーティも会員の熱心な準備で実現され、盛りだくさんのプログラムでした。一流ホテルで行われ、いとも盛大でしたが、ホテルの誘導があったせいか、お行儀のいいイメージの会になったのが、個人的には残念。今度は絶対、砕けてやりましょう。その目標もできましたので、とりあえず35周年を目指して、いい会にすべくがんばります。

そのおり、「古稀クイズ」というのをやりました。その中から選んで、皆さんにも出題します(次回)。

どう書くべきか2017年01月27日 22時41分56秒

更新が間遠になっています。1月のスケジュールが思ったより負担で、毎日間に合わせるのが精一杯という事情があるのですが、ブログに何をどう書くべきか迷っているということも事実で、それについて一端をお話しします。

毎月のイベントはあらましご案内していますが、その結果報告は、必ずしもしていませんよね。どうにも余裕がなく過ぎてしまった、ということもありますが、どう書くべきか迷っているうちにタイミングを失った、というケースも少なくありません。

講演講座にしろ、企画したコンサートにしろ、私はいろいろな方にお世話になります。ですので、その感謝をブログで申し上げるのは、大切なことだと認識しています。このブログにイベントがどう載るか楽しみ、とおっしゃる方もいらっしゃるのです。

しかし、良かった良かった、ありがとうございます、と書くだけでは、読む方は面白くないですよね。私も、形作りは性に合いません。

となると、現場を覗けるようなエピソードとか、苦労話、残された課題、といったことを率直に交えていく必要があります。でも、お世話になった立場としてそれを書いていいものかどうか、私には懸念があるわけです。

それが気になって書かないでいると、今度は、そのイベントに対して私がネガティブであった、と推測される方も出てきそうです。そういうこともないとは申しませんが、大きな意義に対して小さな懸念が先に立つ、という方が多いかと思います。

どちらが大事か。私はブログを宣伝媒体と割り切っているわけではありませんので、やはり読みに来てくださる方にいろいろなことをお伝えし、楽しんでいだだくことが大事だと思います。ですので、立場にとらわれすぎず、柔軟かつ正直に書いていくことを、しばらくやってみようかと思います。1行だけの更新も、あるかもしれません。

2つの終わり2017年01月23日 22時28分14秒

大学の仕事が、終わりつつあります。20日(木)は、國學院が終了。ここは後期にピンチヒッターで入り、前年と併せて3学期でしたので、来られてよかったな、ありがとう、とは思いつつも、淡々と別れることができました。

その点、今日23日の、聖心女子大は違いましたね。中断はありましたが長期間通い、卒業後弟子となってくれた人もいますので、思ったより、終了後の感慨が大きかったです。

高台にありますから、かなり登る。着いてから3階の研究室まで、また上りです。たいてい急いでいますから、息が切れるようになりました。

授業は別校舎なので、聖堂やマリア像のある廊下を抜けて移動します。授業も、キリスト教学、キリスト教音楽共通の単位ですから、聖書研究の色彩を濃厚に加えながら、用意していました。補佐してくださる副手が、この大学であればこその、マリア様のような方。眼福をいただきました。

受難音楽という切り札を切り、最後を《パルジファル》で終えることができたのがなによりでした。帰り道、キャンパスの美しさと気品をしみじみ感じながら、目に焼き付けました。まだ、レポートの採点が残っています。

女性は若い2017年01月12日 22時43分42秒

毎年思うことですが、年末年始というのは、ゆっくりできるという印象のみあって、実際にはすぐ仕事になってしまいますね。年賀状も後追いで、ようやく処理しました。私は原則、返信オンリー。しかし今日も返信を書きました(笑)。

仕事がおしなべて好発進しているのは、年の全体から見て、いいのか悪いのか。でも先を考える余裕はありません。

日本指揮者合唱協会での講演(6日)は、重鎮がずらりと並んだ客席にちょっとびびりましたが、ミサ曲テキストの話に深く入ってきていただき、合唱の世界との距離がいちだんと縮まった、という思いがあります。どこかで食事しようと思っていたら(←懇親会の席では「飲む+話す」のみで、食べない主義)、偶然の流れで、2人の女性とご一緒することになりました。

ここだけの話ですが、お二人とも、私より10歳以上年長でいらっしゃるのですね。でも、活躍しておられる方は、本当にお若い。ついつい昔の感覚で70代、80代と考えてしまいますが、昔と今は、本当に違います。とくに、女性が違うと思います。

朝日カルチャーのオペラ史の講座も好発進しました。《オルフェオ》から入っていますが、モンテヴェルディ熱が再燃しています。皆さんにぜひ見ていただきたいモンテヴェルディ映像があるのですが、新聞に掲載されてから発表します。

最大目標と公言している《ヨハネ受難曲》の研究は、第2稿について、一通りのたたき台を作りました。毎月編集者に渡す日取りを決め、それに向けてがんばるという流れを作っています。編集者様には本当にありがたいサポートで、感謝あるのみです。

明日は授業の後大阪を往復し(《冬の旅》)、土日は埼玉県の合唱コンテストになります。皆様も、よいご週末を。

おめでとうございます2017年01月02日 22時51分18秒

皆様、明けましておめでとうございます。全国的に好天のようで、つつがないお正月をお迎えの方が多いのではないでしょうか。今年もよろしくお願いします。

駅伝も見ましたが、今年の初体験と言えるのは、歌舞伎中継でした。歌舞伎座の『松浦の太鼓」です。有名な出し物なのでしょうが、私は不案内。昔から俳句が好き、中でも宝井其角は結構好きなので、その其角が舞台に登場し、彼の句に赤穂浪士の付けた七七の解釈をめぐってストーリーが進んでいることに興味を持ちました。

いやあ、迫真のドラマになっている上に主演・染五郎の華が並々でなく、歌舞伎のすばらしさを満喫しました。伝統芸能に、もっともっと親しみたいと思います。

今年の目標は、たった一つ。《ヨハネ受難曲》の論文を完成させることです。専門的な論文を書き、そこから一般書を作る二段構えにしましたので、第一優先でこれに取り組みます。新年早々、気持ちの焦りを感じています。

変わらぬお付き合いのほど、心からお願い申し上げます。

2016年を送る2016年12月30日 23時11分26秒

今まだ、30日です。皆様には今年もお世話になり、ありがとうございました。恒例の1年のまとめをしますが、ダブルブッキングを何回とかそういうことではなく、来年に向けて前向きに総括させていただきます。

今年は、(1)途中から年齢が大台に乗りました。未知の世界に踏み込む不安がありましたが、昔予想したように般若心経を筆写して心を清めるという人生には、まったくなりませんでした。定年後5年にして、今年が一番仕事をしたという実感があります。(2)体調が落ち込まず、人間ドック、ペット検診もクリアできたためでしょう。ワインも相変わらず飲んでいます。

(3)出した本はありませんが、自分としては勉強も、今年が一番したと感じています。周辺的なものがそぎ落とされ、勉強に集中性が出てきたように自分では思います。対象の一角が神学であるのは、《ヨハネ受難曲》の研究を、いま最大の課題としているからです。

(4)講演、カルチャーなどの仕事は、2:1ぐらいでモーツァルトが多かったです。28日の仕事納めも、モーツァルトでした。今年は交響曲の研究から、とくに得るものがありました。

(5)いま3つの大学に出講していますが、すべて、今年度で終わりになります。聖心女子大と國學院はあと2回、ICUは第3学期担当なのであと8回あります。大学もカルチャーも、すべてしっかり準備し、詳細なレジュメを配布して行えたのは良かったなあ、と思っています。専任の雑用がなくなったからこそ、できることです。

(6)去年から会長を務めている藝術学関連学会連合では、6月に最初のシンポジウムを催しました。国や関連団体の文化関係の仕事にも、見えないところで時間を使っています。

(7)合唱の分野とのかかわりもいろいろな形で続いていますが、4日間を費やした福島のコンテスト審査は、とりわけ印象深いものでした。まこと至りませんが、合唱とのお付き合いは続けることになりそうです。

(8)6月のライプツィヒ・バッハ祭に今年も行きました。その大きな楽しみは、人の輪の広がりです。旅行のみならず、今年はとくに出会いが多く、それ以上に、意味深い再会を多く経験しました。これはぜひ、(9)とさせてください。

連続しているものを、(10)にまとめざるを得ません。いずみホールのスタッフは、皆様にご支援をいただいてたいへん力をつけてきており、今進行中のシューベルト企画に、それが反映されていると思います。引き続き、よろしくお願いします。また、サントリー芸術財団の仕事で現代音楽に接してきたことは、私の大きな財産になっています。以前と違う理解を、自分の中に感じるからです。NHK「「古楽の楽しみ」のスタッフ、楽しいクラシックの会、すざかバッハの会など、お世話になった方々に、心から御礼申し上げます。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

懇親会第二弾2016年12月28日 10時30分39秒

近況報告の続きです。

18日(日)は、長野駅構内にある「長野長寿食堂」でめでたく始まり、「すざかバッハの会」へ。これについては、近々ホームページができると思いますので、そのときにご案内します。

19日(月)、20日(火)は、大学の授業のあと会議へ。話は、21日(水)に移ります。この日は、朝日カルチャーセンター新宿校のバッハ講座の本年最終回でした。

先日、横浜のモーツァルト講座で懇親会を催したお話をしました。公表した以上、新宿でもやるべきだと思い、先回の新宿講座で、やりたいと思います、と意思表示したのです。同じビルに適切な場所がないかどうかあたってみたが見あたらない状況だ、ということもお話ししました。

横浜の話は受講生から出てきたことですが、こちらは、私からのご提案。皆さんがどのぐらい賛同してくださるか、わかりません。ですので、それはいい、楽しみにしています、というような声かけを期待していました。

ところが、声をかけてくださる方はどなたもなく、皆さん、硬い表情(?)でお帰りになってしまったではありませんか。私の方は振り上げた拳の下ろしどころがなくなり、ここは、あきらめることにしました。

で、21日の講座にあきらめる旨を申し上げたところ、場がざわつきます。今日あると思っていた、という人もあれば、わざわざ時間を作った、という人も出てたのです。そこで急遽、カルチャーの担当者に場所を探していただき、隣のハイアット・リージェンシーのロビーで、横浜と同数の懇親会が実現しました(汗)。

新宿は月2回ですし、古い方もいらっしゃいます。それだけに、本当にやってよかった、というのが実感。ただロビーでは離れたところとの会話がむずかしく、カラオケの密室で開催した横浜の効果を、あらためて確認しました。

24日(土)に、横浜の講座がありました。雰囲気が一変し、なごやかかつ、生き生き。やっぱり人のつながりが、一番大事ですね。

テレビはむずかしい2016年12月14日 23時51分15秒

イチローさんありがとうございます。励みになります。

月曜日、テレビ収録しました。「クラシック・ハイライト」という、1年を回顧する番組です。

でも、うまくいきませんでしたね。短い言葉でずばっと言わないといけないのですが、妙に枝葉が茂ってしまって、50~60点ぐらいでしょうか。終わってから、ああ言えばよかった、こう言えばよかったという思いがしきりです。ただとても優秀な質問者でしたから、上手に編集してくれるだろうと思います。

さっきNHKテレビの戦後を回顧するドラマで、ハーリッヒ・シュナイダーという女性がクローズアップされているのにびっくり。チェンバロの先駆者として有名な方ですね。いろいろな方がたいへんな時代を生き、努力してくれたことで、今日があるのだと思います。

テレビといえば、「真田丸」をおりおりに見て、役者さん、みんな本当にうまいなあと感心しました。これだけ個々が主張してみごとにまとまっているのですから、演出に当たる方が立派なのでしょう。ネットでも絶賛一色ですね。

土曜日、朝日カルチャー新宿校の「音楽のロマンを求めて」(18:30~20:00)。安井耕一先生も張り切っておられますので、皆様どうぞお出かけください。ユニークな会になると思います。